昭和30年代子供向けTVヒーロー
2016年 11月 02日
月光仮面「1958年(昭和33年)2月24日〜1959年7月5日」


鉄腕アトム(実写版)(1959年3月7日〜1960年5月28日)





私も、紹介されたTV番組をよく見ていました。特に、実写アトムは、大好きでした。アトムは、紹介されたプロテクターをつけたコスチュームから、レオタードのようなつなぎを着たコスチュームになり、かっこよいと人気が出たと思います。
下記に、その変遷を示した雑誌「少年」の記事が見れます。
http://hayashiharuto.blog.jp/archives/74115856.html
これに載った火星探検隊長の軍服姿は、同級生に大人気でした。皆、この飾緒のついた短い丈のダブルの軍福を着てタイツ・ブーツで敬礼するアトムに憧れていましたね。只一人、このコスチュームを着れるアトム役の瀬川少年を羨ましいと言っていました。当時、タイツが似合う、こんなに脚の長い少年がよく居たものだと思います。だから、アトム役に選ばれたのでしょうが。
返信頂き有難うございます。言われる通り、私が実写版鉄腕アトムを見た時は、小四でした。言われる電話ボックスの時のアトムのコスチュームは後期ものですが、原作と違い、上半身にまで服を着て、スカーフをしているのに、私は驚きました。鉄兜は、アトムの髪型を表現るために必要と理解しました。タイツにも驚きましたが、つなぎとブーツなら、バランス的に生足でなく、タイツは不可欠と同じく理解しました。
ズボンを穿かない軍服姿にも、驚きましたが、後期のコスチュームに合わせるべくよく考えたジャケットだったと思います。
アトム役を演じた瀬川少年には、よく似合ってかっこよいと、応援しました。何しろ、大人の隊員とは、違う、軍服姿で、大人の部下を指揮するのは、クールでした。小六のお兄さんの活躍が楽しみでした。生足より、タイツの方が良かった訳ですが、見ていて恥ずかしい気もしました(笑)。
アトムが敵を追いかけて走る時は、何故、空を飛ばないのか?と思いました。フランケンを最後は、手からの噴射でやっつけますが、何故、初めからそうしなかったのか?と思いました(笑)。
補足です。
アトムを演じた瀬川少年は、その後、映画で吉永 小百合さんの弟役を演じています。これも羨ましいですね。
また、映画のまぼろし探偵では、少年探偵団の一員になっています。探偵より、アトムの方がよかったでしょうが(笑)。
なお、瀬川少年は、アトムを演じた時は、小学校をよく休んだそうです。当時の少年誌に、母親の話が載っていました。瀬川少年は、アトムのコスチュームを着ての撮影が学校より好きで困っていたそうです。一方、瀬川少年も、タイツ姿は、恥ずかしかったそうですが、気に入っていたそうです。後年、インタビューで語っておられたそうです。放送が終わったのが、彼が中一の5月だったので、公立の中学なら、普段は、学生服だったでしょうから、アトムとは違いすぎました。
鉄兜を被っているので、判りにくいですが、瀬川少年は、ケメンたったと思います。
なお、放送が終わる直前の中一の4月に、東京の向ヶ丘遊園でアトムの会が催され、瀬川少年が、大勢のファンを前にして、ステージ上でアトムを演じています。何千人もの子が集まったそうです。アトムを演じるのが終わるのは、残念だったでしょう。
噂ですが、放送終了後は、自宅で、火星探検隊長の軍服姿を楽しんだと言う話があります。
